伊図透「銃座のウルナ」(2)

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2巻の装丁は普通でした...。やっぱり扱いづらかったのでしょうか。

そういうことか!というのと、いやしかしどうやって?というので頭がグルグルします。ヅードはかなり人間に近い姿のようなのですが、どうやってヅードだけを識別しているのか。ゲームでよくあるグラ差し替えみたいに、網膜に映る映像を上書きしているのでしょうか。かなり難度高い技です。

■ラトフマいわく、耳の認識票は視覚や嗅覚に介入し「ヅード」の姿だけを醜悪で臭い歯茎に置換している
■ウルナが1巻で嗅覚に異常を感じたのはこれのせいか
■現在名前が判明しているのはラトフマの恋人とおぼしき「ラドー」のみ
■ラトフマの目には「ラドー」は見とれてしまうほど美しい金髪の青年に見えているらしい
■認識票を外しているのはラトフマだけなので実際のところはわからないが、おそらくチルモの翼から落とされた彼女を助けたのはラドーで、ウルナはぼんやり例の歯茎に重なった人間の人影のようなものを見ている

ラトフマはなぜあそこまでウルナを煽ったのでしょうか。恋人の妹を殺したものだから、という以上の何かどす黒いものを感じます。そして、ラドーが反対したのでしょうが、なぜ殺さずに帰したのでしょうか。ウルナを殺して海に捨てておいて何食わぬ顔で基地に帰るのがおそらく最も安全だっただろうと思いますが、ウルナが生還した今、もう彼女はレズモアに帰れそうにないですね。