ワイド版5巻

 

■p.9 ベニョヴスキー登場

Maurice Auguste de Benyowsky (1741/1746-1786)は「風雲児たち」では実にしょうもない人物として描かれており、日本から見れば実際しょうもないとしかいいようがないのだが、American Philosophical Society 図書館のonline exhibitionの一つにベニョヴスキー展ともいうべきコーナーがあり、ここではベニョヴスキーは勇敢な探検家といった扱いになっていて、子孫のコメントも寄せられている。

また、宮内庁のサイトに、「ハンガリー大統領夫妻主催晩餐会(国会議事堂)における天皇陛下のご答辞」(ページ下部)というのが掲載されており、天皇陛下がベニョヴスキーについてちょっぴりコメントしている。

 

■p.104 ベニョヴスキー伯爵の航海と冒険

あれ? 男爵じゃなかったっけ? と思ったのだが、上記の本では

Voyages et mémoires de Maurice-Auguste comte de Benyowsky, magnat des royaumes d'Hongrie et de Pologne, etc., etc., contenant ses opérations militaires en Pologne, son exil au Kamschatka, son évasion et son voyage à travers l'océan Pacifique au Japon, à Formose, à Canton en Chine, et les détails de l'établissement qu'il fut chargé par le Ministère francais de former à Madagascar.

(ハンガリー及びポーランド、その他の(国々の)高官、モーリス・オーギュスト・ド・ベニョヴスキー伯爵の航海と回想。彼のポーランドにおける軍事行動、カムチャッカへの追放、脱走、そして太平洋を越えての日本、台湾、中国への旅と、フランス政府より委託されたマダガスカル拠点建設の詳細。

〔以上、適当な訳文が見つからず拙訳なので鵜呑みにしないでください)

というタイトル(サスペンス劇場より長いけどこれ↑全部タイトル)になっており、comteというからには伯爵を名乗っていると思われる。彼の死亡したマダガスカルには彼に由来する「男爵通り」(Baron Passage) があるらしいが。

 

■p.114 ベニョヴスキー、マダガスカルに死す

なんか知らんが記念碑まで建ってる。